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20080131 暴走する「世間」―世間のオキテを解析する (木星叢書) [単行本]

はじめに 「強い個人」になる必要なんてない
第1章 ラジカルでヤバイ世間学「世間学的エポケー」のすすめ
第2章 いじめ論 子どもの「プチ世間」の登場
第3章 うつ病論 「心理主義」インチキである
第4章 恋愛論 なぜ日本の男はマザコンなのか
第5章 宗教論 正月の初詣は「宗教行事」なのか
第6章 ケータイ論 再生産される「世間」
第7章 風景論 公共性とは何か
第8章 格差社会論 暴走する「世間」
おわりに 阿部謹也さんの死

《日本社会の見えない掟、それが「世間」である。
事件が起きマスコミで報道されるたびに「犯人」にたいして 極端なバッシングが起きるのも、「空気を読め!」という無言のプレッシャーが 生じるのも、ケータイを使ったいじめが起きるのも、「世間」という問題圧力の なせるわざ、「お世話さまです」「おかげさまで」といった物言いにもさりげなく顔をのぞかせ、いじめ・うつ病・自殺の引き金にもなる「世間」の力学とは?
バブル崩壊以降とみに暴走しはじめ「世間」の危ない構造にメスを入れる長編評論。》